フッ素は自然界にも存在し、わかめ、のり、魚介類、お茶、小魚などに多く含まれる歯を丈夫にする栄養素です。 むし歯予防としては、フッ素液を歯医者さんで直接塗る、スプレーする、フッ素入り歯磨き粉、フッ素入りう がい薬の使用などの方法があります。
表面のエナメル質を構成するハイドロキシアパタイトがあります。その結晶の中の水酸イオンにかわってフッ 素が入るため結晶が安定し、酸に溶けにくくなります。
一度溶けてしまったエナメル質が再び結晶化するように、促進する働きがあります。ただし、C1程度より進 んでしまった虫歯には効果はないです。
歯垢の中にフッ素が停滞し、むし歯菌の活性を阻害したり、酸を作らせないようにします。
歯質が未熟なのに、甘いものがすきで、むし歯になりやすく、歯垢の除去がしにくい子供。 ブラッシングの習慣づけが第一だが、完全に虫歯を防ぐことは難しいです。フッ素を用いることで、かなりの 効果が期待できます。もちろん大人にもききます。
成人で約250mlを一気飲むと、吐き気、腹痛、下痢、けいれんなどがおこる事があります。 発ガンに関係しているとの疑いもあります。しかしそれには、0.1%のうがい薬でも560cc。 そんなに多発なフッ素を一気に飲むことは、ほとんどできません。
フッ素の主な効果は、歯自体を丈夫にすることです。プラークをなくしてくれるわけではないです。 歯ブラシでプラークをとり除いてからフッ素を使いましょう。フッ素は歯ブラシの強力なサポーターとして考えましょう。
フッ素は身の回りにあるほとんどのもの、食品をはじめ、水・土・草・・・・・もちろん人間の身体の中にも 含まれています。このフッ素は、歯や骨を丈夫にする大切な構成成分。毎日食べ物、飲み物から摂る量ではど うしても不足しがち。歯の質を維持するためにフッ素を補ってやる必要があるのです。
フッ素は子供だけでなく、あらゆる年齢の人にとっても大切な成分といわれるけど、どんなふうに歯の健康に役立つのでしょうか?
赤ちゃんの口にはもともとミュータント菌(虫歯の原因菌)はゼロ。「フーフー」や「口移し」で食べ物を与
えることで、母親の口から菌も一緒に赤ちゃんの口に移ります。妊婦中から、キシリトール、フッ素などで原
因菌をへらしておくことが大切です。
おすすめは・・・
フッ素化物入り歯みがき剤、PMTC、キシリトールガム、リカルデントガム
子どもにとってフッ素の塗布は特に重要です。永久菌が萌出したての頃は、歯が成熟していないので、むし
歯菌などに、浸されやすい状態にあります。フッ素を継続して塗ることで歯の質を強化し虫歯に強い歯を育てます。
おすすめは・・・
ホームジェル、フッ素塗布、キシリトールガム、リカルデントガム
歯周病が進行しやすい年代であり、歯ぎしりによって歯の根元がくさび状に欠損したり、歯がしみる知覚過
敏などの症状も出やすくなります。また歯と歯の隙間が広がり、そこをむし歯にしてしまいがち。これらにもフッ素は有効です。
おすすめは・・・フッ素入り歯みがき剤、PMTC、キシリトールガム
老年期に入り、歯周病の進行とともに歯茎の痩せも顕著にもなり、セメント質が露出しやすくなります。エ
ナメル質に比べて、ここは非常に虫歯になりやすい箇所なので、フッ素で資質強化しておくことが特に重要に
なってきます。
おすすめは・・・
フッ素入り歯みがき剤、PMTC
シーラントは最もむし歯になりやすい奥歯の溝を、あらかじめ樹脂で埋めておく方法です。 この溝が樹脂で埋まっていると、溝からむし歯ができにくくなります。
シーラントは一年くらいすると、一部剥がれてとれることがあります。
とれた部分は元のように露出しますので、むし歯になるかもしれません。
シーラントがとれてないか定期検診でチェックする必要があります。
また、歯と歯の間のむし歯はシーラントでは防げませんので、糸ようじを使うようにして下さい。
歯みがきのむずかしい「おく歯のみぞ 」は、むし歯に大変なりやすいと言われています。
「シーラント」はこの「おく歯のみぞ」を埋めてむし歯菌を防ぐ材料です。
「シーラント」には歯を強くして、むし歯菌から守る「フッ素」も入っています。
とってもかんたんな処置でむし歯になりにくい歯に。もうむし歯菌なんてこわくない!
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